シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 2009/02/19(木)〜2009/02/20(金)の日記 (R-1、『禅 ZEN』、日本アカデミー賞)

【2/19(木)】
 朝にMr.ビーン カンヌで大迷惑?!』(★★☆)の録画を観る。
........................................
 続いて、おととい映画を観に行っていて、観れずに留守録していたR-1ぐらんぷり2009」(★★☆)を観る。
 10人の芸人が1人づつ演じてその都度採点するという方式で、グランプリは最後の中山功太で、ひょっとして最後が有利?
 一番面白かったのはバカリズムだったと思うが、その理由はあるギャグのパターンを10回前後繰り返すという出し物の人が多かった中、バカリズムだけがギャグをどんどんエスカレートしていったからで、他の人たちはエスカレートさせずに続けていただけだったから。
 それから、鳥居みゆきだけはまるで別次元で、不条理や駄洒落やいろんな種類のギャグを入れ込んでいた。
 脈絡の無さについていけない人がいるだろうから、点が低かったのも無理は無いけど。
 でも、よく考えたら彼女にグランプリをあげたとして、彼女はそれを利用すらしないだろうから、あげる方もありがたみがないからあげにくいだろうな。
 だとしたら、出場しているのはグランプリが目当てじゃなくて、凄味を皆に見せつけるためかな?
========================================
【2/20(金)】
 今日は、ワーナーマイカルが1000円の日で、WMCつきみ野禅 ZEN』(★★)を観に行く。
 開映直後18:25に入場すると、『オーストラリア』の予告編が流れていて、その後によくわからない映画の予告編が流れて、"Walkabout"がどうのこうのと言っていたので、これもオーストラリアが舞台か?と思っていたら、予告編ではなくて、オーストラリアの観光か何かのCMだった。
 そんなわけで、『禅 ZEN』のお客さんとは関係なさそうな、『オーストラリア』も含む5分ぐらいのCMが終わった後で、普通のCMと予告編が始まり、続いて本編。
 お客さんは15人ぐらい。
 鎌倉時代の映画『禅 ZEN』は、時代考証を厳密に守るより、観客に解りやすくすることを目指しているようで、以下のことがおかしいんだけど、わざとかもしれない。
 ▼「他者に依存」なんて日本語を使うようになったのは、明治以降じゃないの?
 ▼ローソクは江戸時代でも高級品だったので、あんなに使われないと思う。
 ▼「はい」という返事は元々広東語で、幕末ごろから日本で使われるようになったので、おかしい。
 終映は20:50ごろで、買い物をして帰る。
..........................................
 家に帰ると日本アカデミー賞(★)の授賞式の放送が始まっていて、録画をするべきだったかと一瞬思ったけど、すぐに「まあいいや」と思った。
 目当ては三谷幸喜のボケだったけど、監督賞の発表ので受賞を逃して悔しがって酒をあおるというボケは既にやったものだったので、残念。
 それに、もう1人のボケ要員のオダギリジョーの不在も大きい。
 去年が『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニー・デップっぽいメークをしてきたから、今年だったらジョーカーとか『ノーカントリー』のハビエル・バルデムとか、ぜひ見たかった。
 他に面白かったのは吉高由里子
 受賞のあいさつで、「ゆすたかゆりこでぇ〜す」とだるく始まり、短くていい加減な受賞の言葉をだるく言って終わってしまった。
 まあ、賞そのものが面白くないので、映画に興味が無かった人がこの番組を見て映画を観ようを思う人なんて期待できないから、それだったら彼女のような異質な人で注目してもらうことを狙った方がいいだろう。
.