シネサルの「映画のブログ」

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 2010/01/22(金)〜2010/01/23(土)の日記 (『かいじゅうたちのいるところ』)

【1/22(金)、晴】
 WMCつきみ野でのかいじゅうたちのいるところ』(★★★)の上映が、字幕版は来週からレイトショーのみになってしまうので、夜の回がある今日中に観にいくことにする。
 吹き替え版は朝から夕方まで上映してるんだけど、観ないよ、友近の吹き替えギャグみたいな口調の吹き替えのなんか。
 18:30ごろチケットを買って、本屋で時間をつぶしてから開映時刻18:50の直前にスクリーン5に入場。
 お客さんは3人。
 『かいじゅうたちのいるところ』は、子供(たち)の登場人物による子供目線のストーリーだけど、子供の精神的成長という題材は成長手前の子供には難しいだろうなぁ。
 そういう意味では大人向けの映画で、他者との関わり方に問題のある成長できてない大人も多いから、そんな人たちに一番ピッタリかも。
 終映は20:50ごろで、途中で買い物して帰る。
 今夜も早めに寝る。
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【1/23(土)、晴】
 早く目が覚めてしまって、テレビをつけて、05:30-06:00の「新・週刊フジテレビ批評」をなんとなく観始める。
 そこで、最近のバラエティ番組に対してよく言われている問題点について討論するというコーナーがあった。
 参加者は、放送作家鈴木おさむ(作り手)と、BPOの人らしき人(批評)、そして進行役らしき人の3人。
 ここで最初にBPO氏が鈴木氏に向かって、
  「ねぇ、面白い番組作りのためにちゃんと頭使って考えてる? 例えば、こうしたら面白くなるんじゃない? 今の政治の様々なドタバタを題材にするとか…。」
 という意味のことを言った。
 面白い番組を目指すのは、放送作家が一番考えていることに決まっているのに、釈迦に説法?(この例え合ってる? ちょっと自信ない。)
 街頭インタビューでも、「政治問題を取り入れた方がいい」なんて言う人がいた。
 結局、テレビ全体の問題に対して、バラエティ番組を悪者にして、その対策らしいものを思いつきで提示して、手っ取り早く解決できた気分になりたいんだろうな?
 政治意識をテレビに高めて欲しいなら、バラエティはお門違いでニュースとかに求めるべきだろう。
 そのニュースがバラエティ化している方が、よっぽど本分をはずしていると思うが。
 討論は、
  「昔は無かったリモコンのせいで、ザッピングなど出来るようになって、緊張感を持ちながらテレビを観ることが少なくなったことが番組作りに悪影響をもたらしている」
という、根本原因の1つっぽいことに最後の方になってやっと触れたのだが、そこで時間切れになって後日に持ち越しになってしまった。
 続きは観れないと思うけど、問題は作り手だけによるのではなく視聴者もざっと50/50の責任分担で共犯だろうから、作り手側だけでなんとか出来るような簡単な答えは出ないだろう。
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