シネサルの「映画のブログ」

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「刑事コロンボ『秒読みの殺人』」 ★★

【原題】Make me a Perfect Murder(意味「私を完璧な殺人にして」)
1977年、アメリカ、カラー、1:1.33、吹替、97分
【監督】ジェームズ・フローリー
【出演】ピーター・フォークトリッシュ・ヴァン・ディーヴァー、他
2017/03/11(土)鑑賞、2014/09/16放映(NHK-BSプレミアム)
<ストーリー>
 TV局の重役ケイ(ヴァン・ディーヴァー)は、ロサンゼルス支局長と人目を忍んでの公私にわたるパートナーだったが、彼がニューヨーク本社に栄転が決まったことで別れ話を切り出され、支局長の後釜に就くには実力不足だと言われた。
 局内でケイ製作のドラマの試写の最中、映写室にいた彼女は映写技師にフィルムを持って来させ、その間に映写室を抜け出して支局長の部屋に行って彼を射殺し、拳銃をエレベーターの天井裏に隠して、映写室に戻って、映写機を操作していたように見せかけてアリバイを作った。
 コロンボ(フォーク)は、支局長宅へのクリーニングの配達からケイと親密だったことを知り、映写技師の証言から映写に細工をしたことを見抜いてアリバイを崩し、エレベーターの天井裏のおとりの拳銃をケイが持ち去ったことで、彼女を観念させた。
<感想>
 これも、最初にNHK総合で放映された時にカットされたシーンを復活させ、空白の吹き替えを新たに追加したノーカット版。
 でも、やけにテレビ局の舞台裏をネタにするシーンが多く、その結果ストーリーに影響しないシーンが多くてカットしやすかったのは確か。
 短時間で殺人をするとか偽装するとかの、スリリングなシーンが多いのが見どころ。
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