シネサルの「映画のブログ」

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 『座頭市血笑旅』 ★★☆

1964年、日本(大映)、カラー、1:2.35、光学モノラル、日本語、87分
2013/03/18(月)鑑賞、WOWOW放映
【監督】三隅研次
【出演】勝新太郎、高千穂ひづる、金子信雄加藤嘉、他
<ストーリー>
 お尋ね者の座頭市と間違えられて旅の女が斬り殺され、市は何度も命を狙われながら、彼女の乳飲み子を家まで届けることになる。
<感想>
 市と赤ん坊はストーリー的に相性抜群で、斬り合いのハンデになって緊張が増すし、子供相手にデレデレするのと居合いのクールさの間的で瞬時に切り替わってメリハリがつく。
 クライマックスで、市の聴力を封じるために松明で囲んで槍のようにして市に襲いかかり、市や斬られ役が火だるまになりながらの斬り合いをするのも凄い。