シネサルの「映画のブログ」

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 『ロサンゼルス』 ★☆

【原題】Death Wish II(意味「死の願望、その2」)
1982年、アメリカ、カラー、1:1.85、89分、英語(日本語字幕)
【監督&脚本】マイケル・ウィナー、他
【出演】チャールズ・ブロンソン、ジル・アイアランド、ヴィンセント・ガーディニア、ローレンス・フィッシュバーン三世、他
2013/12/15(日)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
 ニューヨークで家族を襲った強盗相手に復讐殺人を行い、刑事が見逃してロサンゼルスに移り住んだカージー(ブロンソン)だったが、再びチンピラに襲われて娘を殺された。
 彼は犯人像を警察には言わずに、街を探し回って犯人を見つけては1人ずつ殺していき、死刑反対の取材をしていた恋人(アイアランド)は、その事実を知って彼の元を去って行った。
<感想>
 『狼よさらば』(1974年、★★)に続く"Death Wish"シリーズの8年ぶりの2作目。
 前作ではブロンソン演じる主人公が復讐することに葛藤していたのだが、本作ではためらわず復讐一直線。
 加えて、ブロンソンの殺人を目撃した一般市民は、皆彼に味方して警察に証言しなかったり、犯人は街をうろついているだけで簡単に見つかったりのご都合主義なストーリーだが、その上おっぱいの露出まで増やして娯楽に徹した割には面白くなっていないのが難点。
 ご都合主義を徹底させてバカ映画にしてしまった方が良かったのではないか?と思えるくらいの低調さだった。

 ローレンス・フィッシュバーン三世名義で、ブロンソンが追うチンピラ5人組の1人カッター役(常にサングラス着用)で出演。
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