【原題】American Hustle(意味「アメリカの ハッスル/詐欺」)
2013年、アメリカ、カラー、1:2.35、138分、英語&アラビア語(日本語字幕)
【監督&脚本】デヴィッド・O・ラッセル、他
【出演】クリスチャン・ベイル、ブラッドリー・クーパー、ジェレミー・レナー、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンス、コリーン・キャンプ、ロバート・デ・ニーロ、他
2014/03/01(土)鑑賞、109シネマズグランベリーモール5
<感想>
詐欺師が司法取引でFBIの収賄事件の捜査に協力する話。
ストーリーが量的に膨大で、終盤になって冒頭を振り返って、クリスチャン・ベイルとエイミー・アダムスが惹かれ合った件が遠く遥か彼方に去っていたことに気づき、全体像をきちんと把握するためにはかなり集中しながら観なければいけない作品かもしれない。
犯罪者やFBIを含むそれぞれ思惑を持った人々が様々な対立をしながら展開していくのだが、それについていくことに気を取られ、時々の感覚を楽しませてもらえなかった気がする。
そんな観ることが難しい作品で、ひときわ強烈な印象で観る者に迫っていたのがジェニファー・ローレンスで、彼女の出演作は既に何本も観ているけど、個人的に本作が彼女を本格的に気に入ることになった記念碑的作品になった。