シネサルの「映画のブログ」

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「刑事コロンボ『白鳥の歌』」 ★★

【原題】Swan Song
1974年、アメリカ、カラー、1:1.33、吹替、96分
【監督】ニコラス・コラサント
【出演】ピーター・フォークジョニー・キャッシュ、他
2015/11/04(水)鑑賞、2015/11/02(月)17:00、BS-TBS放映
<ストーリー>
 カントリー歌手のトニー・ブラウン(キャッシュ)は、少年刑務所にいた秘密をネタに結婚させられた妻と、彼がレイプしたコーラスの女の子に秘密を握られ、稼ぎの大半を妻の宗教活動の為に各地を回って歌い、稼ぎも大半を活動に使われていた。
 2人を乗せてセスナを操縦中、睡眠薬を呑ませて自分だけパラシュートをつけて飛び降り、地上でパラシュートを隠して墜落した飛行機の側に横たわって、操縦していた自分だけが助かったように見せかけた。
 しかし、コロンボが事故への疑いを強くし、証拠品の捜索を強化すると聞いたトニーが、隠していたパラシュートを取りに現れたところを、待ち伏せていたコロンボに見つかった。
<感想>
 本作は、犯人も含めて、事件には関係ないことを一方的にコロンボにしゃべりかけるおしゃべり登場人物が多い。
 そうした人達にコロンボが困るトンチンカンなやり取りをギャグとして考えたのかもしれないが、それに加えて、歌手である犯人役のジョニー・キャッシュが歌う時間を長く取っていて、コロンボが犯人と直接会話するのが中盤になってからだったりで、展開の遅さが気になった。
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