シネサルの「映画のブログ」

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「刑事コロンボ『毒のある花』」 ★★

【原題】Lovely But Lethal(意味「美しくて致命的」)
【監督】ジャノー・シュワーク
【出演】ピーター・フォークヴェラ・マイルズマーティン・シーン、他
2015/10/24(土)鑑賞、2015/10/23(金)17:00、BS-TBS放映、吹替
<ストーリー>
 ライバル会社の新製品情報をスパイし合ってる化粧品メーカー業界で、社長のヴィヴェカ(ヴェラ・マイルズ)は自社の研究員で元恋人のカール(マーティン・シーン)がしわ伸ばしクリームの分子式をライバルのラング社に売ろうとしているのを知って彼の自宅に行くと、彼は自分を共同経営者にするなら売り込みを止めると言い、怒って衝動時に彼を顕微鏡で殴り殺した。
 コロンボは、現場に眉墨で書いたメモが残っていたことから、犯人は女だとにらんだ。
 ラング社の社長秘書でヴィヴェカに情報を流しているシャーリー(シアン・バーバラ・アレン)に殺人を見破られてゆすられたヴィヴェカは、薬を仕込んだタバコを彼女に吸わせて自動車事故死させた。
 コロンボは、自分とヴィヴェカがうるしかぶれに合っているのは、顕微鏡のスライドの試料に触れたからだとして、彼女を自白に追い込んだ。
<感想>
 計画性のない殺人だと、証拠が多く残されてたり、犯人もコロンボに対して不用意な事をしゃべってしまったりで、しまりがなくなりがち。
 そのくせ本作は、決め手がうるしかぶれという「偶然」なので、コロンボの鋭さも弱くなってしまった。