シネサルの「映画のブログ」

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「スパイ大作戦『コールドスリープ』」 ★★☆ 

【原題】The Freeze(意味「氷結」)
シーズン3、第11話
1969年、アメリカ、カラー、1:1.33、35mm、英語、吹替、約47分
【監督】アレクサンダー・シンガー【脚本】ポール・プレイドン【エグゼクティブプロデューサー】ブルース・ゲラー
【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドー、バーバラ・ベイン、グレッグ・モリス、ピーター・ルーバス、他
2017/06/15(木)再放送(18:58 BSジャパン)、2017/06/16(金)鑑賞
<ストーリー>
 強奪した現金を独り占めして隠し、名前をバレットと変えて軽い罪で服役している男を、2日後の時効までに警察に引き渡して現金を見つけることをIMFが命じられた。
 メンバーの刑務所の医師がバレットを検査し、不治の病で余命1か月だと言って、残り2か月の服役を免除させ専門医に成りすましたローラン(ランドー)のところに行かせた。
 治療は難しく研究に協力してほしいと言われたバレットは、刑務所の医師に医者になりすましたジム(グレイヴス)が話していた、治療法が確立するのを冷凍して仮死状態になって待つ方法を頼ってジムを訪ね、ジムが病気の妻を冷凍して死なせた弱味で脅して、自分をすぐに冷凍させた。
 グレッグは12年後の1980年の設定されたローランの病室で目覚め、現金の代わりにクレジットカードが使われるようになり、街は区画整理ですっかり様変わりしたと聞かされた。
 電話で隠し場所の墓地の工事が始まると聞かされたバレットは、病室を脱走して向かうが、ニセの新聞の日付で1980年ではなく、時効の翌日だということに気付いた。
 バレットが現金を取り出しtところに、IMFが差し向けた強奪の仲間が現れもみ合いになり、そこに警察が来て時効寸前で一網打尽になった。
<感想>
 「ターゲットが洞察力が合って提供したヒントに気付いて思惑通りに行動してくれないと作戦が成立しない」場面がいくつもあって、かな〜り綱渡り的な作戦なのだが、それさえ気にしなければシンプルな作戦を一気に見せて、奇抜さもあって面白い作品。
 1980年を感じさせる小道具の1つが、大画面平面カラーテレビだというのも良い。
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