シネサルの「映画のブログ」

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「スパイ大作戦『盲目の密告者(恐怖の銃乱射)』」 ★★

【原題】Blind(意味「盲目」)
シーズン6、第1話
1971年、アメリカ、カラー、1:1.33、35mm、英語、吹替、約47分
【監督】レザ・バディ【脚本】アーサー・ワイス【エグゼクティブプロデューサー】ブルース・ゲラー
【出演】ピーター・グレイヴス、グレッグ・モリス、リンダ・デイ・ジョージ、ピーター・ルーパス、他
2018/01/08(月)17:58再放送、BSジャパン、2018/01/08(月)鑑賞
<ストーリー>
 マフィアの捜査をしていた捜査員が、仕掛けられた爆発物のせいで捜査中に負傷して全盲になった。
 ジム(グレイヴス)は、彼になり切るために目の手術をして全盲になり、素行が悪くて処分されたと嘘の新聞記事を流して、組織に潜入している捜査官がバレそうになっているのを防ぐ任務に就いた。
 内部情報を漏らしている者がいると思った組織は、アパートで1人住まいのジムのところにロバートを差し向け、ジムは組織のために働くことに応じ、謎の潜入捜査官を突き止めたらボーナスをもらう約束を結んだ。
 ブラウンと捜査本部に忍び込んだジムは、コンピュータを捜査してニセの後任者の情報を渡した。
 ジムのアパートを訪ねたブラウンを、1階に住む大家になりすましたリサ(ジョージ)が自室に誘い、そこにジムが家賃を払いに来て、新しい仕事の答えは知っているが、先延ばししてそれまで給料をもらうつもりだと話した、
 それを立ち聞きしていたブラウンは、上司の幹部のディートリヒと共にジムの寝込みを襲って裏切者を聞き出そうとしたがジムは応じず、代わりに金と引き換えにディートリヒと後継者争いをしている幹部で正体は潜入捜査官のマトューラを裏切者としてボスのロートンに告発することで話がついた。
 ジムとディートリヒとロートンとマトューラが工場で会合を開き、ジムとディートリヒの取引きの会話の録音テープがあったことから、ディートリヒとブラウンが発砲するも撃ち殺され、マトューラはジムを始末すると言って逃がし、ジムは手術で元の目に戻った、
<感想>
 シーズン5に入ってから「緻密な作戦の面白味が無くなった」という失望感を訴える感想が多くなった。
 ネタ切れとかが理だと思うので、シーズン6に入ってもその傾向は変わらず、それどころか、この作品ではターゲットを単に誘って陥れるだけで、普通のサスペンスと大差ない。
 でも、誘ったターゲットを脅して優位に立つ展開はむしろ本格スパイもののようで、その点では作戦や秘密兵器などがチャラチャラしてないのは幸いしている。