英題:"Memories of Matsuko"
2006年、日本(東宝)、カラー、1:1.85、35ミリ上映、ビデオ撮影
【監督&脚本】中島哲也 【原作】山田宗樹
【出演】中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、香川照之、市川実日子、黒沢あすか、柄本明、木村カエラ、蒼井そら、柴咲コウ、片平なぎさ、本田博太郎 、奥ノ矢佳奈、ゴリ(ガレッジセール)、榊英雄、マギー、竹山隆範(カンニング)、谷原章介、甲本雅裕 、角野卓造、阿井莉沙、宮藤官九郎、谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)、劇団ひとり、大久保佳代子(オアシズ)、BONNIE PINK、濱田マリ、武田真治、木野花、荒川良々、渡辺哲、山本浩司、土屋アンナ、AI、山下容莉枝、山田花子、あき竹城、嶋田久作、木下ほうか、キムラ緑子、他
【感想】
♪ま〜げて〜〜 のばして〜〜 おほしさまをつかもう〜〜♪
というわけで、おとといの『マリー・アントワネット』から『下妻物語』⇒中島監督⇒『嫌われ松子の一生』のつながりなのか、今日はこの映画が頭に浮かんだ。
長々と書く暇はないので、簡潔にこの映画のキーワードをあげると、「人生は他人に良し悪しを評価されるものではなく、当人がいかに生きたか」ということだろうか。
物語は、生きる目標を見失いかけている瑛太が、殺された伯母の松子の人生を追うことになり、ゴミ屋敷に住むオバサンという「負け組」イメージの第一印象から、次第に単純に不幸だっただけではなく、生き抜いた人として見るようになり、自分も元気付けられる、というもの。
でもって、僕も忙しくても楽な方に流されずに踏ん張ってみようと思いました…、ということでほぼ完了なのだが、もう1つオマケでこの映画に唐突に出て来る「光GENJI」について。
実は私はあの登場シーンで直感的にものすごく感動してしまったのだが、それは理屈も打算も世間のしがらみも無く「好き」を貫けるところに「完全な自由」を感じてしまったからだろう。
僕も自由になりたいなぁ。今はせいぜい、ほんの短い時間頭の中で、だけだけど…。