【原題】300: Rise of Empire(意味「300(人): 帝国の興隆」)
2014年、アメリカ、カラー、1:2.35、3D、103分、英語(日本語字幕)、R15+
【監督】ノーム・ムーロ【脚本&製作】ザック・スナイダー、他【原作&製作総指揮】フランク・ミラー、他
【出演】サリヴァン・ステイプルトン、エヴァ・グリーン、他
2014/06/05(木)鑑賞、3D、よみうりホール
<感想>
『300』シリーズ2作目で、未見の前作も同じだと思うけど、映像表現がなんとかの一つ覚えで、あっという間に退屈。
アクションシーンはスローモーション一辺倒で、さらに血しぶきと手足が切り落とされるのを多めに見せる。
それだけのコンセプトの映画でしかない。
スローは、じっくり見せればインパクトが強くなるという意図なのだろうが、ボクシング中継を全編スローで見たら面白くなるかと言えば、誰もそうだと思ってないからそんな番組は存在しないことからも間違いは明らか。
映像を加工して人工臭が強くなるほど生っぽさが薄らぐので、見た目は残酷でも人間が傷ついている感じが全然しない。
それでも、続編が作られたのはそれなりに受けたということだから、他人の心は解らない。